第41回 苦情処理・監視専門調査会 議事要旨

(開催要領)

  • 日時:平成16年6月14日(月)14:00~16:00
  • 場所:内閣府5階特別会議室

(出席者)

古橋
会長
庄司
会長代理
鹿嶋
委員
佐藤
委員
田中
委員
深尾
委員
山口
委員
横田
委員

(議事次第)

  1. 開会
  2. 平成14年度監視「地球社会の「平等・開発・平和」への貢献」に掲げる施策(国際規範・基準の国内への取り入れ・浸透)
    • 調査検討結果の取りまとめに向けた議論
  3. 閉会

(概要)

地球社会の「平等・開発・平和」への貢献」(国際規範・基準の国内への取り入れ・浸透)に関する調査検討結果案について、議論が行われた。審議の概要は以下のとおり。

○女子差別撤廃委員会の一般勧告等を周知することが必要である。

○雇用の分野について法的措置も含めて実効性のある対応を検討するとともに、他の分野についても内閣府等において、何が間接差別に当たるかについては、検討を行っていく必要 がある。

○強姦罪の法定刑については、「少なくとも3年以上」という表現に改めるべきである。

○国連第三委員会において、女子差別撤廃条約選択議定書の署名・批准又は加入を検討するように促す内容を含む決議が採択されており、我が国は同決議案の共同提案国になっ ているので、その事実を本文に記載すべきである。

○女子差別撤廃委員会が最終コメントにおいて議定書のメカニズムが司法の独立を強化するなどとしていることを加えるべきである。

○女子差別撤廃委員会委員の独立性等に関する記載については、正確に理解されることが困難であるので、削除すべきである。

○ILO156号条約について、ILO165号勧告が行われていることを加えるべきである。

○パートタイム労働法が差別の禁止を規定していないことを加えるべきである。

○同一価値労働同一賃金についての理解を深めるための検討を行う必要があることを加えるべきである。

(以上)