- 日時: 平成14年10月23日(水) 16:30~19:15
- 場所: 内閣府5階特別会議室
(開催要旨)
- 出席者
- 委員
- 北村 節子 読売新聞社調査研究本部主任研究員
- 同
- 住田 裕子 弁護士
- 同
- 竹信 三恵子 朝日新聞企画報道部記者
- 同
- 寺尾 美子 東京大学教授
- 同
- 古橋 源六郎 (財)ソルトサイエンス研究財団理事長
- 同
- 松田 保彦 帝京大学教授
- 同
- 山口 みつ子 (財)市川房枝記念会常務理事
(議事次第)
- 開会
- 研究分野における女性のチャレンジ支援について
- 男女共同参画に関する基本的考え方について
- 閉会
(配布資料)
- 資料1
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事務局説明資料 [PDF形式:2890KB]
- 資料2
-
原ひろ子先生説明資料 [PDF形式:3710KB]
- 資料3
-
辻村みよ子先生説明資料 [PDF形式:2500KB]
- 資料4
-
諸外国における取組み状況について [PDF形式:368KB]
- 資料5
-
基礎データ集 [PDF形式:664KB]
- 資料6
- 第15回男女共同参画会議基本問題専門調査会議事録(案)
(概要)
- 阿南内閣府大臣政務官から、新任の挨拶があった。
- 事務局から「研究分野における男女共同参画のための取組について(全体図)」等の説明があった後、原ひろ子放送大学教授から「学術の世界における男女共同参画」、辻村みよ子東北大学教授から「東北大学男女共同参画推進のための取り組みについて」の説明があった後、質疑応答及び意見交換が行われた。
- 北村委員
-
研究分野においては、企業などにおけるポジティブ・アクションに比べ専門性が高く、外部から見えにくい。女性を増やす理由として「女性的な視点を加えることによってその事業に多様性が生じる」という言い方があると思うが、どのような戦略となるのか。
また、研究に打ち込める時期に、男女共に子育ての見通しができるようなシステムをつくることは可能なのか。 - 辻村教授
- 女性の特性をいかした分野もあると思うが、女だからという性別に根ざした議論ではなく、個人の能力を評価すべき。また、個人も大事だが、全体の枠組みを変えていくべき。
- 原教授
- 女性のチャレンジを進めるための戦略としては、大学の修士、博士課程での研究をしかりうけ、女性の活躍が少なかった分野で女性研究者が育ち、研究実績を出すことで納得が得られるので、土台からしっかりとすることが大事。
- 岩男会長
- 政府系シンクタンク等に優秀な研究者がいるので、研究分野の対象範囲を大学に限らず「横」へのチャレンジが広がるようにした方が良いのではないか。
- 住田委員
- 大学は、男女共に学外の実務界、産業界との人事交流や研究者の公募を進めることが重要。
(以上)
(以上)