第15回男女共同参画基本計画に関する専門調査会議事要旨

(開催要領)

  • 開催日時: 2005年9月14日(水) 15:00~17:00
  • 場所: 経済産業省別館827会議室

出席委員:

会長
岩男 壽美子 武蔵工業大学教授、慶應義塾大学名誉教授
委員
石川 哲也 神戸大学教授
鹿嶋 敬 実践女子大学人間社会学部教授、前日本経済新聞社編集委員
竹信 三恵子 朝日新聞社記者
原 ひろ子 城西国際大学大学院客員教授、お茶の水女子大名誉教授
古橋 源六郎 財団法人日本交通安全教育普及協会会長
山口 みつ子 財団法人市川房枝記念会常務理事

(議事次第)

  1. 開会
  2. 「社会的・文化的に形成された性別」(ジェンダー)の表現等について
  3. その他
  4. 閉会

(概要)

○「社会的・文化的に形成された性別」(ジェンダー)について、ジェンダーの日本語訳をどう記述するか、「社会的・文化的に形成された性別」(ジェンダー)の考え方の範囲、性差別等との関係をどのようにとらえるか、などについて意見交換が行われた。

  • ジェンダー自体は中立的な概念である。 「ジェンダー・バイアス」、「ジェンダー・ディスクリミネーション」というと偏見や差別を意味する。
  • ジェンダーは性差別のみを含むものではない。実質的な男女平等を進めるためには、ジェンダーは必要な概念である。
  • 男性の自殺が多いのは、家庭の経済的責任を負うのは男性という意識によるものではないか。 男女共同参画は男性の働き方なども見直していくものであり、 男女共同参画が進まなければ、女性だけでなく男性にとってもデメリットがあることを説明する必要がある。
  • ジェンダーの考え方により改善の進んだことについて詳しく記述してはどうか。

(以上)