政策評価について

  1. 男女共同参画社会の形成に影響を及ぼす政府のすべての施策が、影響調査専門調査会の調査対象となりうる。

    この観点からの検討の第1段階として、広く各省の施策の企画・実施・結果評価の各段階に男女共同参画の視点を取り入れていくための自己評価システムの構築(チェックシートの作成、普及等)を行い、その結果については男女共同参画会議に報告を行う。

  2. 同時に、特に女性のライフスタイルの選択に影響が大きい、次の制度等について重点的に取り上げる。
    • 税制
    • 社会保障制度
    • 雇用システム

    特に5年に一度の年金改正の時期を視野に入れながら、他の検討の場における議論も考慮しつつ、モデルケースによる研究から着手する。
     また、この議論の中で、例えばアンペイドワーク、夫婦別産制、離婚時・死別時の財産分与における主婦の寄与分といった関連する問題についても適宜取り上げていく。