女性活躍担当大臣会合(2022年8月 インドネシア バリ)

2022年8月24日、25日に2回目となる女性活躍担当大臣会合が開催され、小倉女性活躍担当大臣・内閣府特命担当大臣(男女共同参画)がオンラインで参加しました。2日に渡り3つのテーマ別セッションで女性活躍が議論され(第1テーマ「コロナ後のケアエコノミー(Care Economy Post Covid-19: The Missing Opportunity in the Labour Market)」、第2テーマ「デジタルにおけるジェンダーギャップ(Closing Digital Gender Gap: Women’s Participation in the Digital Economy and Future Work)」、第3テーマ「女性の起業(Women’s Entrepreneurship: Accelerating Equality, Accelerating Recovery)」)会合後、議長声明(英語[PDF形式:1,117KB]別ウインドウで開きます/日本語仮訳[PDF形式:163KB]別ウインドウで開きます)が発出されました。

小倉大臣は1日目の第2テーマ別セッションに登壇をし、冒頭でロシアのウクライナ侵略について、最大限強い言葉で非難するとともに国際社会が協調して対応することの重要性を指摘したほか、日本の男女共同参画の現状や取組について以下のとおり述べました。

  • 男女共同参画社会の実現・女性活躍の推進は我が国の確固たる方針であり、「女性の経済的自立」は岸田内閣の主要政策である「新しい資本主義」の中核である。
  • 「女性の経済的自立」の実現に向けて、男女間の賃金格差に関する情報開示義務化の取り組みを進めるほか、非正規雇用労働者の待遇改善、デジタル分野などの高賃金が見込まれる成長分野への労働移動の支援を行っている。
  • 「デジタル分野におけるジェンダーギャップ」に関しては、デジタルスキル向上とデジタル分野への就労支援の両面の具体策を盛り込んだ「女性デジタル人材育成プラン」を策定し、総合的な取組を進めているほか、教育課程から理工分野への興味・関心を持ってもらうための機会創出、進路選択支援を実施している。
  • 2020年より精力的な活動を続けるEMPOWERに敬意を表するとともに、来年以降もG20の枠組みの下で活動を継続されることを強く支持し、来年以降も引き続き協働して参りたい。特に多様な企業背景のもと情報収集、策定をされているベストプラクティス・プレイブック[PDF形式:4,367KB]別ウインドウで開きますは、G20内での実践的な相互学習と実行を促進するために非常に有効なツールであり、さらなる充実を期待したい。
    (その他G20 EMPOWER成果文書: コミュニケ/Technical Annex[PDF形式:677KB]別ウインドウで開きます2022 年 KPI ダッシュボード[PDF形式:3,663KB]別ウインドウで開きます)

会合の様子1
会合の様子1

会合の様子2
会合の様子2

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