- 内閣府男女共同参画局
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第50回国連婦人の地位委員会が平成18年2月27日から3月10日まで国連本部(ニューヨーク)で開催され、目黒依子日本代表をはじめ関係各省庁等から計20名が出席した。
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会議では、我が国も含む各国代表や国連機関、NGO代表等による110以上のステートメントの発表、「国内開発戦略へのジェンダー視点の統合」 をテーマとしたハイレベル円卓会合、「開発における女性の参画促進」、「意思決定過程における男女の平等な参画」に関するパネルディスカッションや合意結 論、決議・決定等についての討議が行われた。
目黒日本代表は3月1日午後にステートメント(英語 [PDF形式:24KB]
/仮訳 [PDF形式:20KB]
) を発表した。ステートメントでは、まず、昨年10月に初めて男女共同参画専任大臣が任命されたこと、男女共同参画基本計画を昨年末に改定しあらゆる分野に おける指導的な地位に占める女性の割合の数値目標を設定したこと等を述べ、テーマ1に関しては教育・保健・雇用における国内取組、ODAのあらゆる段階に ジェンダーの視点を盛り込むことを定めた「GADイニシアティブ」による国際協力、テーマ2に関しては審議会などにおける女性委員割合目標の達成、改定さ れた男女共同参画基本計画における「新たな取組を必要とする分野」として科学技術、防災、環境などの分野を位置づけたこと等を国際社会に向けてアピールした。
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また、決議、合意結論等に関する協議が行なわれ、会議の主な成果として、以下の決議及び合意結論等が採択された。
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決議
- ア)「女性及び児童の人質」
- イ)「アフガニスタン女性と女児の状況」
- ウ)パレスチナ女性の状況及びその支援
- エ)「女性に差別的な法律に関する特別報告者」
- オ)「HIV/AIDS」
- カ)「今後の作業機構と方法」 [PDF形式:21KB]
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合意結論
- ア)開発における女性の参画促進(英語 [PDF形式:1,311KB]
/仮訳 [PDF形式:35KB]
)
- イ)意思決定過程における男女の平等な参画(英語 [PDF形式:223KB]
/仮訳 [PDF形式:33KB]
)
- ア)開発における女性の参画促進(英語 [PDF形式:1,311KB]