APEC地域の経済発展のためには、女性の新たな経済機会の創出が不可欠であるとの認識の下、APEC域内の閣僚や民間参加者が一堂に会し、「女性と経済フォーラム2016」が、ペルー・リマにおいて開催され、日本からは、高木宏壽内閣府大臣政務官、政府関係者らが参加した。
「グローバル市場における女性の経済的統合への障壁の突破」をテーマに、5つのサブテーマ(1)経済支援制度:包摂的な成長のための無償の家事・育児労働の認識、削減、再分配、(2)経済発展の文脈における性別に基づく暴力がもたらすコスト、(3)女性が主導する中小企業の国際化、(4)資本へのアクセスのための金融・経済リテラシーと包摂、(5)経済的包摂のための情報リテラシーについて議論を行い、経済成長や女性の経済参画について、APECエコノミー間における経験、情報及び優良事例が共有された。
このフォーラムの成果は、「声明」(英語)として取りまとめられた。
(参考)
- 高木宏壽 内閣府大臣政務官によるスピーチ(英語[PDF形式:55KB]
/ 日本語[PDF:97KB]
)
- 林横浜市長による基調講演(英語[PDF形式:38KB]
/ 日本語[PDF:120KB]
)