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第2節 性犯罪・性暴力
5-8図 不同意性交等の被害にあった経験等(令和5(2023)年度)
○女性の8.1%、男性の0.7%は不同意性交等の被害にあった経験がある。
○加害者は、交際相手、元交際相手、職場の関係者、配偶者など、大多数は被害者が知っている人となっており、まったく知らない人からの被害は10.0%。
○被害にあったときの状況について、女性は「驚きや混乱等で体が動かなかった」が最も多く、男性は「相手から、不意をつかれ、突然に襲いかかられた」、「相手との関係性から拒否できなかった」、「相手から、脅された」などの回答があった。
5-9図 不同意性交等の被害にあったことの相談経験(令和5(2023)年度)
○不同意性交等の被害にあったことがあると回答した者のうち、「どこ(だれ)にも相談しなかった」が55.7%となっている。
○相談したと回答した者の相談先では、「友人・知人に相談した」が29.3%と最も多く、次いで「家族や親戚に相談した」が10.0%となっている。
○不同意性交等の認知件数は、令和6(2024)年は3,936件で、前年に比べ1,225件(45.2%)増加。
○不同意わいせつの認知件数は、令和6(2024)年は6,992件で、前年に比べ896件(14.7%)増加。
○児童買春事犯の検挙件数は、令和6(2024)年は416件で、前年に比べ161件(27.9%)減少。
○児童ポルノ事犯の検挙件数は、令和6(2024)年は2,783件で、前年に比べ6件(0.2%)減少。