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第4節 男女共同参画の視点に立った気候変動問題等の環境問題の取組の推進
審議会等における女性委員の登用を進め、政策・方針決定過程への女性の参画拡大を図っている。例えば環境省は、中央環境審議会の委員の半数を女性とするなど、審議会等における女性委員の登用を進めている。具体的には、中央環境審議会では、女性の会長が選出されるとともに、同審議会に置かれ気候変動問題等を所掌とする地球環境部会において構成委員の約半数を女性委員としている。【経済産業省、環境省】
環境問題に関する施策の企画立案・実施に当たっては、男女別のデータを把握し、女性と男性に与える影響の違いなどに配慮して取り組んでいる。令和5(2023)年度においては、ナッジ等の行動科学の知見を活用して温室効果ガス排出削減、熱中症対策、防災対策、生物多様性保全等に資する意識変革や行動変容を促す実証実験を実施する際に、対象者の性別等の属性情報の収集を行った。今後、当該情報の解析を通じて、施策の効果の個人差及び普遍性の解明並びに一人一人に合った働きかけの開発等に役立てることとしている。【環境省】