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第1節 配偶者暴力
○結婚したことがある人の25.1%、性別でみると女性の27.5%、男性の22.0%は、配偶者から暴力を受けたことがある。
○そのうち10.7%、性別でみると女性の13.2%、男性の7.2%は何度も被害を受けている。
5-2図 DV相談者の年齢・相談内容(令和4(2022)年度)
○相談者の年齢は、30~40代で全体の半数以上(56.2%)を占める。
○相談の約7割が精神的DVを含んだ内容となっている。
5-3図 配偶者からの暴力の相談経験(令和5(2023)年度)
○被害を受けた人の44.2%、性別でみると女性の36.3%、男性の57.2%は、どこ(だれ)にも相談していない。
○配偶者暴力相談支援センターの設置数は、年々増加。
○令和6(2024)年3月現在、全国に313か所(うち市町村が設置する施設は140か所)が設置されている。
○配偶者暴力相談支援センターへの相談件数は、令和2(2020)年度に過去最高となり、高水準で推移。
5-6図 配偶者暴力等に関する保護命令事件の処理状況等の推移
○令和5(2023)年に終局した配偶者暴力等に関する保護命令事件(1,455件)のうち、保護命令が発令された件数は1,165件。
○そのうち「被害者に関する保護命令」のみ発令されたものは27.4%、被害者に関する保護命令と「子への接近禁止命令」のみ発令されたものは35.4%。
○令和5(2023)年のストーカー事案の相談等件数は19,843件で、前年に比べ増加。
○平成24(2012)年以降、依然として高い水準で推移。