本編 > 参考1 「令和5年度 男女の健康意識に関する調査」(内閣府男女共同参画局委託調査)

参考1

「令和5年度 男女の健康意識に関する調査」(内閣府男女共同参画局委託調査)

(1) 調査目的

企業が従業員の健康に投資し、従業員の心身の健康状態が改善すれば、従業員の傷病による欠勤や、健康上の課題によって業務パフォーマンスが出せない状況が減り、このことが企業の生産性の向上のみならず、組織の活性化による従業員の満足度向上にもつながると言われている。

就業世代の活力向上は、その後の健康寿命の延伸、すなわち人生100年時代において健康で自分らしく生活できる期間の延伸、公的医療・介護費用の削減にもつながる。

また、女性の社会での活躍に目を向けると、女性はキャリア形成において重要な時期である30代から40代において、妊娠・出産などを含め、身体の大きな変化を迎えるほか、仕事で責任を負う立場になる40代後半から50代後半にかけて、更年期を迎える。これらは、女性が社会で活躍しようと考える上で避けては通れない課題であり、企業による健康経営、女性の健康課題の理解促進に関する取組は、女性活躍を後押しする取組でもあると考えられる。

こうした問題意識の下、健康に関する意識や職業生活において抱える健康課題に関する困難や悩みについて、男女、年代別に把握することで、働くことを希望する誰もが、生き生きと働き続けるために必要なことを明らかにし、企業で行われている健康経営を後押しし、今後の我が国経済の発展、男女共同参画推進に向けた材料とする。

(2) 調査方法

インターネット・モニターに対するアンケート調査

(3) 調査期間

令和5(2023)年12月12日(火)~12月25日(月)

(4) 調査対象及び回答者数

・調査対象:国内在住のインターネット・モニター(20歳以上69歳以下) ・回答者数:20,000人

(5) 調査項目

「あなた自身に関する調査」というタイトルで、以下の項目を調査した。

1 自身の健康状態への認識 2 仕事と健康についての考え方 3 月経(生理)及び更年期障害についての考え方