第5節 男女共同参画の視点に立った環境問題への取組の推進

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第5節 男女共同参画の視点に立った環境問題への取組の推進

1 環境に関する政策・方針決定過程への女性の参画拡大

環境省では,女性を含む多くの主体が自発的な環境保全活動へ参画することを一層支援するために,行政・NPO法人・事業者等の環境保全の取組とパートナーシップの形成を支援する地球環境パートナーシッププラザや地方ブロックごとに設置された地方環境パートナーシップオフィスの運営,自然と触れ合う機会の提供等,各主体の環境保全に関する取組とその連携を推進・強化する施策を実施した。

2 環境問題への取組への男女共同参画の視点の導入

2014(平成26)年11月に「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するグローバル・アクション・プログラム(GAP)」の開始が正式に発表されたことを受け,ESDに関する関係省庁連絡会議を設置し,2016(平成28)年3月,「我が国における『持続可能な開発のための教育(ESD)に関するグローバル・アクション・プログラム』実施計画」を策定した。

また,ESDの優れた取組を世界に広めることを目的とし,日本の財政支援によりユネスコが「ユネスコ/日本ESD賞」を設けている。