男女共同参画白書(概要版) 平成29年版

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第3章 政策・方針決定過程への女性の参画拡大

  • 平成28年は,我が国において女性が初めて参政権を行使してから70年であることから,内閣府は,内閣府特命担当大臣(男女共同参画)メッセージや列国議会同盟(Inter-Parliamentary Union)の各国の国会議員に占める女性の割合等の報告“Women in Parliament”の和訳である「議会における女性」等を掲載する特設ウェブサイトを作成した。
  • 内閣府では,2013(平成25)年に無党派・非営利の独立団体として創設された,女性政治家の世界的ネットワークであるWomen in Parliament Global Forum(WIP)の創設者・会長であるシルバナ・コッホ=メーリン氏の来日に合わせ,議会における女性活躍についての「聞く会」を平成28年10月に開催した。
  • 人事院では,公務に優秀な女性を確保するという観点から,平成28年度において,各府省の第一線で活躍する女性行政官が重要な政策課題について講演し,併せて女性の立場から公務の魅力等を伝える「女性のための霞が関特別講演」等を実施した。
  • 内閣府では,平成28年9月に「女性活躍推進法『見える化』サイト」,29年3月には,「市町村女性参画状況見える化マップ」をそれぞれ新規に作成し,内閣府ホームページで公表した。
  • 総務省では,女性活躍推進法に基づく行動計画の策定過程で各地方公共団体が把握した課題及び行動計画に盛り込んだ取組内容を把握・整理した上で,これらの課題解決に資する地方公共団体や民間企業等の先進的な取組事例の紹介など,情報発信の充実を図った。
  • 内閣府では,海外の先進的な女性リーダー育成プログラム等の取組の調査を基に,女性役員候補者の育成の在り方について検討を行うとともに,女性役員候補等の国際的に活躍する女性リーダー育成モデルプログラムを作成した。