第5章 生涯を通じた男女の健康と高齢期の状況

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第5章 生涯を通じた男女の健康と高齢期の状況

本章のポイント


第1節 生涯を通じた男女の健康

  • 乳児死亡率,新生児死亡率及び周産期死亡率は低下傾向。母の年齢別周産期死亡率は,30歳代以降年齢とともに増加。
  • 平成25年の女性のがん検診の受診率(過去2年間)は,子宮頸がん検診(20歳以上)35.4%,乳がん検診(40歳以上)34.8%と,欧米諸国と比べて低い。
  • 肥満者の割合は,平成25年では男性は40歳代が最も高く34.9%,次いで50歳代が31.1%。女性は年代とともに上昇。
  • 女性の医療施設従事医師及び同歯科医師の割合は年々上昇しているが,薬局・医療施設従事薬剤師の割合は平成14年以降横ばい。

第2節 高齢期の状況

  • 平成26年12月1日現在,男性では人口の2割以上,女性では3割近くが65歳以上の高齢者。
  • 60歳以上の労働力率は,特に男性で諸外国と比較して高い。
  • 平成25年では,同居の主な介護者のうち約7割が女性。26年の非就業者のうち,介護・看護を理由に離職した者の数は,女性が男性の4倍。