男女共同参画白書(概要版) 平成26年版

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第12章 男女共同参画を推進し多様な選択を可能にする教育・学習の充実

  • 文部科学省では,初任者研修や10年経験者研修等各都道府県等が実施する研修において,人権教育や男女共同参画に係る内容が取り扱われることを通じて,学校教育関係者に対して意識啓発を図っている。
  • 文部科学省では,平成25年12月に働き方や子育てへの参画等について多様な選択が可能となるよう学生を対象としたワークショップを実施した。
  • 文部科学省では,男女共同参画の視点を持ち地域づくりに参画できる女性人材の育成を支援するための学習プログラムを収集,発信した。
  • 平成26年3月卒の高校新卒者の就職状況については,女子の就職内定率が男子に比べて低い状況であることを踏まえつつ,文部科学省では,従来,高等学校において進路指導主事等と連携し就職相談・支援を行う「高等学校就職支援教員」を配置するとともに,関係省庁と連携し,都道府県労働局との連携やハローワークと学校が協力した就職支援など,高校生に対する支援の取組を一層充実させるよう,都道府県教育委員会等に対し促している。
  • 厚生労働省では,学生に対して,就職先を選択する際には,「ポジティブ・アクション応援サイト」等を参考にしながら,企業の女性の活躍状況やポジティブ・アクションの取組も考慮するよう,文部科学省と連携して大学や高等専門学校を通じて啓発を図っている。