平成24年版男女共同参画白書

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第1節 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)をめぐる状況

(仕事と生活の調和の認知度)

内閣府「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の実現に影響を与える生活環境に関する意識調査」(平成23年)によると,ワーク・ライフ・バランスという言葉をどの程度ご存知ですか,という質問に対し,「言葉を聞いたことがある」人の割合は5割を超えているが,「言葉も内容も知っている」人の割合は約2割にとどまっており,まだ十分に知られていないことが分かる(第1-4-1図)。

第1-4-1 図 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の認知度 別ウインドウで開きます
第1-4-1 図 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の認知度

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また,内閣府の世論調査(平成21年10月)においては,ワーク・ライフ・バランスという言葉を見たり聞いたりしたことがある人の割合は37.0%となっている。

(仕事と生活の調和に関する希望と現実)

また,内閣府「男女共同参画社会に関する世論調査」(平成21年)において,全国20歳以上の者に,「仕事」,「家庭生活」,「地域・個人の生活」の優先度についての希望と現実を聞いたところ,男女共に「仕事」と「家庭生活」を共に優先したいなど,複数の活動をバランスよく行いたいとする人の割合が高くなっているが,現実には,「仕事」や「家庭生活」など,単一の活動を優先している人の割合が高くなっている(第1-4-2図)。

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第1-4-2 図 仕事と生活の調和に関する希望と現実(男女別)

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