平成24年版男女共同参画白書

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第11章 生涯を通じた女性の健康支援

  • 厚生労働省では,毎年3月1日から3月8日の「女性の健康週間」を活用し,各種の啓発活動及び行事等を展開するとともに,地方公共団体が本週間に実施している取組を集約し,ホームページで公表し,女性の視点を取り入れた健康づくりを推進する。
  • 地域において安心して産み育てることができるよう,総合周産期母子医療センター及び地域周産期母子医療センターの母体・胎児集中治療室(MFICU),新生児集中治療室(NICU)等に対する財政支援等を行う。
  • HIV/エイズ,性感染症について,正しい知識の普及啓発を始め総合的な対策を進める。文部科学省では,中高校生に対し,性感染症等の問題について総合的に解説した健康啓発教材の作成・配布等,引き続き学校教育におけるエイズ教育の充実を図る。
  • 厚生労働省では,がん検診推進事業を引き続き実施することで,がん検診受診率の更なる向上を図る。
  • 文部科学省では,女性トップアスリートの活躍を支援するため,出産・育児後に円滑に競技活動へ復帰できるようなトレーニング方法やコーチング等の研究開発を実施する。また,競技力向上を阻害する多くの要因を抱える女性アスリートを長期的,安定的に支えていくためのサポートシステムを構築する。