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第4節 人身取引の実態
(人身取引事犯検挙件数等)
警察庁の統計によると,平成22年中における人身取引事犯の検挙件数は19件,検挙人員は24人であり,検挙人員のうちブローカーが3人となっている。また,警察において確認した被害者の総数は37人と,前年に比べ20人(117.6%)増加している。被害者の国籍は,フィリピン24人(64.9%)が最も多く,次いで日本12人(32.4%),韓国1人(2.7%)の順となっている(第1-6-14図)。