平成19年版男女共同参画白書

本編 > 第2部 > 第5章 > 第1節 あらゆる場における意識と行動の変革

第5章 活力ある農山漁村の実現に向けた男女共同参画の確立

第1節 あらゆる場における意識と行動の変革

農林水産省では,農山漁村女性の役割を正しく認識し,適正な評価への気運を高め,女性の能力の一層の活用を促進することを目的とする「農山漁村女性の日」(3月10日)を中心とした啓発活動を行った。

このほか,林業女性学習の集いやはつらつ林業女性交流会の開催,全国青年・女性漁業者交流大会の開催,女性漁業者グループによる研究・実践活動の促進,活動PR事業を実施した。

平成17年7月に施行された食育基本法に基づき,18年3月には「食育推進基本計画」(平成18年3月食育推進会議決定)が決定された。これらに基づき,食育を推進する一環として,健全な食生活の実践のために「何を」「どれだけ」食べたらよいかをわかりやすく示した「食事バランスガイド」(平成17年6月,厚生労働省・農林水産省決定)の普及啓発を,ポスターやマスメディアなどの多様な媒体や,外食産業や小売業等におけるモデル的な取組などを通して行った。また,食に関する関心や理解の増進を図るため,農林漁業に関する一連の体験の機会を提供する「教育ファーム」の取組を推進した。