平成19年版男女共同参画白書

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第5章 生涯を通じた女性の健康

本章のポイント


第1節 生活困難の実態

  • 乳児死亡率等の母子保健関係指標については低下傾向にある。
  • 人工妊娠中絶件数は若年層の割合が昭和55年の約1.6倍にまで増加しており,19歳では約58人に1人の割合に上る。
  • 平成17年の新規HIV感染者数は過去最高。感染が報告された年齢をみると若年層の割合が高い。
  • 肥満者の割合は,男性は20年前に比べいずれの年齢階級においても増加し,女性は60歳以上で割合が高い。女性は若年層を中心に必要以上の減量を行う人も多い。
  • 健康増進法の施行により受動喫煙機会の減少が期待される。
  • 女性の医療施設従事医師,同歯科医師,薬局・医療施設従事薬剤師の割合は年々増加しているが,医師・歯科医師は薬剤師に比べかなり割合が低い。