平成15年版男女共同参画白書

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第4章 高齢男女の暮らし

(低下する子との同居世帯割合)

高齢者の家族形態別構成割合の推移をみると,全体として「ひとり暮らし」,「夫婦のみ」,「配偶者のいない子と同居」の割合が一貫して上昇している。これに対し,配偶者の有無にかかわらず,「子供夫婦と同居」は平成13年には女性で31.5%,男性で22.0%と昭和62年の割合に比較して半減近くの減少となっている(第39図)。

第39図 性・年齢階級別にみた65歳以上の高齢者の割合別ウインドウで開きます
第39図 性・年齢階級別にみた65歳以上の高齢者の割合

こうした状況を,内閣府「国民生活に関する世論調査」(平成14年)で意識面からみると,老後の暮らし方として,70歳以上の高齢者で子供夫婦と同居したいとする割合が男性,女性とも50%程度あり,実際の割合とは大きく乖離している。

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