性犯罪・性暴力とは

いつ、どこで、だれと、どのような性的な関係を持つかは、あなたが決めることができます。

望まない性的な行為は、性的な暴力にあたります。

性的な暴力は、年齢、性別にかかわらず起こります。
また、身近な人や夫婦・恋人の間でも起こります。

つらいこと、不安なことについて一人で抱え込まず、まずは性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターに話してみませんか。

  • 被害後まもない方へ

    何が起こったかわからない、どうしたらよいかわからない、混乱している。

  • 被害後しばらくたった方へ

    被害にあって数か月たったのに、こころやからだの調子が戻らない、以前のように生活できない、忘れたいのに忘れられない。

※相談することが不安だったり、相談しようかどうか迷っている場合

相談に関するQ&A

被害後まもない方へ

あなたはいま安全ですか?

  • まずは、安全な場所、安心できる場所を探しましょう。
  • 加害者に連絡先や位置情報を把握されていて一人で不安な場合や、どうしたらよいかわからない場合は、警察の性犯罪被害相談電話「#8103(ハートさん)」や性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターに連絡してください。

妊娠や性感染症が心配

  • 被害から72時間以内であれば、緊急避妊薬を服用することによって、ほとんどの場合、望まない妊娠を防ぐことができます。
  • 妊娠や性感染症が心配な場合は、なるべく早めに医療機関に相談しましょう。

飲み物や食べ物に薬が入っていたかも

  • 「意識がもうろうとした」、「記憶がない・あいまい」、「からだが思うように動かなかった」という場合、それは睡眠薬等のクスリの影響かもしれません。
  • 薬物によっては、飲んでから数時間から数日後(3日前後)で体外に排出されます。なるべく早く、検査を受けてください。

落ち着かない、不安、眠れない、
被害がまた起こっている感じがする…

  • 突然ショックな経験をすると、こころやからだにいろんな変化が生じます。人によってどのような変化が生じるかは違います。
  • 「自分はおかしくなってしまった」と感じることもあるかもしれませんが、このような変化は、ショックな出来事を経験したことによる、自然な反応です。
  • 性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターでは、あなたのこころやからだの回復のために何が必要か一緒に考えていきます。

あなたのこころやからだに、こんな変化はありませんか


警察や病院に行く時に
持って行った方がいいもの

犯人の特定や後で相手を訴えたいと思ったときに 役立つ証拠を採取することができます。

  • 被害にあった時に着ていた衣服・下着
    (洗わずにそのまま持参してください)
  • 被害にあう前に飲んだもの・食べたものの残り
    (食器があれば、洗わずに持参してください)
  • また、気持ち悪いかもしれませんが、 警察や病院に行く前に、なるべくシャワーやお風呂でからだを洗わないことをお勧めします。

「証拠となるようなものが何ものこっていない」、「被害から72時間以上経ってしまった」場合でも、相談できます。心配せず、相談してください。

一人で警察に相談したり、病院等で検査を受けることが不安なときは、まず性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターに相談してください。同行してもらえる場合があります。

被害後しばらくたった方へ

眠れない、食欲がない、吐き気がする、不安や恐怖で落ち着かない、眠れない、被害がまた起こっている感じがする

  • 突然ショックな経験をすると、こころやからだにいろんな変化が生じます。人によってどのような変化が生じるかは違います。
  • 「自分はおかしくなってしまった」と感じることもあるかもしれませんが、このような変化は、ショックな出来事を経験したことによる、自然な反応です。

妊娠や性感染症について

  • 「妊娠したかもしれない」「妊娠した」という場合、こころとからだの負担を考えると、なるべく早めに産婦人科を受診することをお勧めします。
  • 性感染症は、無症状の期間があったり、症状が軽くて気づきにくい場合もあるため、早めに検査を受けることをお勧めします。

※一人で病院等で検査を受けることが不安なときは、まず性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターに相談してください。同行してもらえる場合があります。

※「産婦人科の受診や検査をためらっているうちに時間が過ぎてしまった…」という場合でも、あなたのこころとからだのためにできることがあります。

※性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターでは、あなたのこころやからだの回復のために何が必要か一緒に考えていきます。

つらいこと、不安なことについて
一人で抱え込まず、まずは性犯罪・性暴力被害者のための
ワンストップ支援センターに話してみませんか

性犯罪・性暴力被害者支援のための
ワンストップ支援センターとは

性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターでは、あなたが不安に思っていること、心配していること、迷っていることを受け止め、一人ひとりの状況に応じて、安心できる方法を一緒に考えます。話したい・聞きたいこと、なんでも話してみてください。

性犯罪・性暴力被害者支援のための
ワンストップ支援センターで相談できること

妊娠や性感染症が心配

  • 協力関係にある医療機関において、緊急避妊薬の処方や、妊娠・性感染症の検査等について安心することができるよう、サポートします。

こころやからだのことが心配

  • 医療機関等において、必要な治療や心理的支援を安心して受けることができるようサポートをします。

警察に相談したい、相談するかどうか迷っている

  • 警察での支援、捜査、証拠採取等に関する情報の提供、警察に同行するなど、相談する際のサポートを行います。

法律や裁判のことがよくわからない

  • 弁護士等と連携しながら、法的な手続き等のサポートを行います。

その他(今後のことが心配等)

  • その他、安心して安全に生活することができるよう、必要なことを一緒に考えてサポートします。

相談は、性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターへ

家族、友人、知人が被害にあったとき

大切な人が被害にあうと、家族や周囲の方もショックを受け、どのように対応してよいかわからなくなります。でも、みなさんは被害にあわれた方にとって、安心や信頼を与えることができる重要な方たちです。皆さんにできることがあります。

身近な人ができること

被害者の安全を確保してください

  • 被害場所にとどまっていたり、加害者に居場所や連絡先を知られていたりしないか確認してください。
  • 緊急の場合は、110番するなど、警察に連絡してください。

「あなたは悪くない」と繰り返し伝えてください

  • 被害者は、「私が悪かった」、「あのとき、気を付けていたら」、「あんな場所にいかなければ」等、自分を何度も責めたりします。「あなたは悪くない」、「あなたに落ち度も責任もない」と、繰り返し伝えてください。

信じて話を聞いてください、気持ちを丁寧に聞き、そのまま受け止めてください

  • 被害者の話は、あいまいだったり、つじつまが合わないと感じる場合もあります。それは、被害のショックで記憶がはっきりしない場合があるからです。また、周囲に心配をかけたくない、理解してもらえない等と思って、全て話せない場合もあります。 まずは、否定したり、疑ったり、無理に聞き出したりしようとせず、被害者の話に、丁寧に耳を傾けてください。

あなた自身のこころとからだも気を配り、無理をしないでください

  • 聞いたあなたもショックを受けて、つらくなったり、苦しくなることもあるかもしれません。
  • あなたも自分だけで抱え込まずに、性犯罪・性暴力被害者支援のためのワンストップ支援センター等に相談してください。

身近な人に気を付けてほしいこと

身近な人の言動により、被害者がさらに傷つくことがあります。つぎのような言動に気を付けて、接してみてください。

自分の動揺した気持ちをそのまま被害者にぶつけない

  • 「なぜそんなことになったのか」「聞いているだけでつらい、イヤな気分になる」等

被害者の話を疑ったり、否定したりしない

  • 「そんなことありえない」「あの人がそんなことするはずがない」等

被害者の落ち度を責めない

  • 「あなたも悪かった」「あなたが不注意だった」「~しなければよかった」等

被害を軽いものとして扱ったり、無理に忘れさせようとしない

  • 「たいしたことない」「早く忘れてしまえばよい」等

被害者の意思や気持ちを大切にせず、 よかれと思って一方的に助言したり・話を進めたりしない

  • 「警察に相談すべき」「学校・仕事は辞めるべき」「~することにしたから」等

安易に共感を示さない、励まさない、鼓舞しない

  • 「あなたなら大丈夫」「絶対できる」「負けるな」「頑張れ」「あなたの気持ちわかるよ」等

職務関係者の方へ

  • 被害にあった方がなかなか被害を打ち明けられないことはよくあります。
  • 中には被害によるトラウマの影響で問題行動と受け取られるような態度になっていることもあります。(急に学校に来なくなった、緊急避妊薬を繰り返しもらいにくる、話すことを拒否するような態度など)
  • もしかしたら性暴力被害にあった可能性があることを頭に置いて、丁寧に接していくことで、被害者が被害を打ち明けてくれることもあります。
  • 被害を打ち明けてくれた場合には、被害の詳細を聞く必要はありません(特に年少者の場合は何度も被害の状況を訊かない方がいい場合はあります)。
  • 性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターなど専門の相談機関があり、様々な支援を受けられるという情報を伝えましょう。本人の同意を得た上であなたから専門の相談機関に連絡してもいいかもしれません。
  • どうしたらいいかわからない場合は、あなた自身が性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターに問い合わせてみることもできます。

※トラウマ・インフォームド・ケア(TIC)という、背景にあるトラウマに配慮した対応の考え方も参考になります。

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