理工チャレンジ 女子中高生・女子学生の理工系分野への選択

先輩からのメッセージ

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佐藤弘美仮イメージ
  • 佐藤 弘美 さん
  • 徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部
    エコシステムデザイン部門・助教

研究分野・内容は木質構造(建築学)を専門としており、主に古民家などの伝統的な木造建築の構造性能評価に関する研究を行っています。所属学会は日本建築学会など。主要論文は「現地実験による伝統的木造住宅の構造性能に関する研究-山口県の農家を対象とした静的水平加力実験-」、佐藤弘美、藤田香織、坂本功ほか、日本建築学会構造系論文集,No.602,pp187-194,2006年

工学系分野を選択した時期・理由

理工系分野を選択したのは、選択制授業形式の高校に通っていたため、高校2年生の時です。理科系科目(物理、地学など)や美術などの芸術科目に興味があったため、理系でかつデザイン等の要素も含む分野ということで、建築学を選択しました。

現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ

現在の仕事は、興味を持った内容についてじっくり取り組めることが魅力だと思います(現在は建設工学(土木)の分野に所属していますが,研究は木質構造(建築学)について取り組んでいます)。また、明らかになっていないことなどを実証したり、問題に対する解決策を提案するなどで、社会に貢献でき、やりがいを持って仕事に取り組めます。

女子中高生・女子学生の皆さんへのメッセージ

現在は,理工系分野にも女性が多く進出し活躍しています。
分野としてはまだまだ男性の方が多いですが、女性ならではの視点・観点が必要とされることも十分ありますし、取り組み方次第で女性でも活躍することができると思います。
これから進路を選択されるみなさんも、興味があることにはぜひ積極的に取り組み,自分の将来の道を見つけていってもらえたらいいと思います。

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