私が進路を考え始めたのは、中学・高校の頃です。

小さい頃から算数や科学などの理系科目や、パズルやクイズなどが大好きでした。難しい問題を考え解いていく、その過程や解いた時の達成感に面白味を感じていました。

大学進学時、数学が得意・文系は苦手、ということで理系に進もうとは思っていましたが、将来は全く決まっておらず、学科はなかなか決まりませんでした。大学で幅広い分野を学びながら、将来を決めていければ、と考えている中で、システム工学科を知り、この分野に進みました。

私は現在、システムエンジニアとして、人事・給与管理システムの提案・導入・保守を行っています。

お客様によって課題はそれぞれですし、お客様が気付いていない課題というものもあります。それをヒアリングしながら、どのようなシステムが最適なのかを検討し、作り上げていきます。

毎回、様々な課題をプロジェクトメンバと話し合いながら、最適なソリューションを考えていく、そのためには、業務知識やIT知識のほか、コミュニケーションやマネジメントなど様々なスキルが必要となります。学ぶことは尽きません。難しいことも多いですが、システムが無事稼動し、お客様の喜ぶ笑顔を見ることが出来ると、とても嬉しくなり、やりがいを感じます。

男性ばかりの学校・職場では、やはり「女性」というだけで目立つことがあります。ただ、それを逆に力にし、目立つからこそ色んなことに挑戦し、活躍していってほしいと思います。

また、システムエンジニアなど理系の職業では、残業が多く、過酷な職場というイメージもあるかもしれません。ですが、今は女性にも働きやすい環境が整ってきていると思います。私自身、２歳の子供がおり、毎日保育園への送り迎えをしながら仕事をしています。
女性であることで、やりたいことをあきらめるのはもったいないです。何でも前向きに取り組んでいってください。困ったときに助けてくれる、頼りになる働く女性はたくさんいますよ。