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本編 > 第1部 > 第5章 > 第4節 人身取引の実態
警察庁の統計によると,平成24年中における人身取引事犯の検挙件数は44件,検挙人員は54人であり,検挙人員のうちブローカーが6人となっている。また,警察において確認した被害者の総数は27人と前年に比べ2人(8.0%)増加している(第1-5-14図)。被害者の国籍は,フィリピン及び日本が11人と最も多く,次いでタイ3人の順となっている。
第1-5-14図 人身取引事犯の検挙状況等
▲CSVファイル