- ○日本では、「都道府県議会、市区町村議会」、「国会」、「弁護士・医師などの専門的職業」を挙げた者の割合が高い。他の国に比べると、全般的にどの分野についても女性の社会参加が進むべきと答えた者の割合が低い。
- ○アメリカでは、「弁護士・医師などの専門的職業」、「都道府県庁・市区町村の役所・役場」、「裁判所」を挙げた者の割合が高い。
- ○スウェーデンでは、「企業の管理職、労働組合や農業協同組合の幹部」、「国連などの国際機関」を挙げた者の割合が最も高い。様々な分野について、女性の社会参加が進むべきと答えた女性の割合が男性の割合を大きく上回っている。
- ○ドイツでは、「都道府県議会、市区町村議会」、「国会」を挙げた者の割合が最も高い。様々な分野について、女性の社会参加が進むべきと答えた女性の割合が男性の割合を大きく上回っている。
- 今後どのような分野で女性の社会参加が進むべきだと思うか尋ねた。
- 日本では、「都道府県議会、市区町村議会」を挙げた者の割合が45.6%と最も高く、以下、「国会」(40.7%)、「弁護士・医師などの専門的職業」(39.8%)などの順になっている。
- 日本では、他の国に比べて全般的にどの分野についても女性の社会参加が進むべきと答えた者の割合が低い。それぞれの分野で性別による違いは小さい。
- 他の国の特徴をみると、以下のようになる。
〔アメリカ〕
- ほとんどの分野で女性の社会参加が進むべきと答えた者の割合が8割を上回っている。「弁護士・医師などの専門的職業」を挙げた者の割合が89.6%と最も高く、以下、「都道府県庁・市区町村の役所・役場」(88.6%)、「裁判所」(87.5%)、「都道府県議会、市区町村議会」(87.4%)などの順になっている。それぞれの分野で性別による違いでは小さい。
※アメリカは電話調査のため、割合の高低について他の国と単純に比較することはできない。
〔スウェーデン〕
- 「企業の管理職、労働組合等の幹部」(51.3%)、「国連などの国際機関」(46.5%)を挙げた者の割合が最も高い。次いで、「国会」(43.6%)、「自治会・PTAなどの役員」(43.3%)などの順になっている。
- 性別に見ると、様々な分野で女性の社会参加が進むべきと答えた女性の割合が男性の割合を大きく上回っている。
〔ドイツ〕
- 「都道府県議会、市区町村議会」(47.1%)、「国会」(46.2%)、「企業の管理職、労働組合や農業協同組合の幹部」(46.2%)を挙げた者の割合が高い。
- 性別に見ると、様々な分野で女性の社会参加が進むべきと答えた女性の割合が男性の割合を大きく上回っている。
表 どのような分野で特に女性の社会参加が進むべきか(日本)
(同感する方と答えた者に、複数回答)
表 どのような分野で特に女性の社会参加が進むべきか(アメリカ)
(MA)
表 どのような分野で特に女性の社会参加が進むべきか(スウェーデン)
(MA)
表 どのような分野で特に女性の社会参加が進むべきか(ドイツ)
(MA)