「共同参画」2026年7月号

連載1

「輝く女性の活躍を加速するリーダーの会」参加者の取組

「輝く⼥性の活躍を加速するリーダーの会」は、女性活躍の推進にコミットする企業経営者や知事・市町村長等、約330名が参加しています。本連載では、参加されているリーダー2名の取組を紹介します。(氏名五十音順)。

内閣府男女共同参画局総務課


多様な働き方で、ともに成長する組織へ

高浜 敏之
高浜 敏之
株式会社土屋
代表取締役

弊社は創立以来、女性活躍推進に取り組んでおり、男女ともに育児休業取得率100%を達成し、リモートワークやオフィス内のキッズスペースの確保など、子育てしやすい環境整備がバックオフィスを中心に定着しつつあります。

一方、女性管理職比率は低下傾向にあるため、ジェンダー平等委員会において男女管理職の意見交換の場を設け、相互理解を促進するなどの改善施策を新たに推進しています。

今後は女性が活躍しやすい環境の整備を進めるとともに、来期よりリスキリング支援制度を導入したいと考えています。総合職のように転勤かつ不規則な勤務が前提となる競争環境では男性が優位になりやすい側面がありましたが、これまでの取組を通じて、業務を通じた専門知識の習得により活躍している女性の事例が多く見受けられます。今後は資格取得支援の充実と、それを正当に評価する社内文化の醸成を進め、多様なキャリア形成を支援していきます。

また、当社は現在、家事代行やベビーシッターなどの生活支援サービスへの参入を検討しています。今後、家事代行等の活用を通じた女性の社会参加の広がりが見込まれる中、この取組は管理職・取締役における女性比率50%という目標達成にも資するものと位置づけています。


ジェンダー平等委員会制作の土屋グループの女性職員へ贈る社内報
ジェンダー平等委員会制作の土屋グループの女性職員へ贈る社内報


「誰にでも選ばれる群馬県」になるために

山本 一太
山本 一太
群馬県知事

群馬県は、「年齢や性別等にかかわらず、すべての県民が、誰一人取り残されることなく、自ら思い描く人生を生き、幸福を実感できる自立分散型の社会」を目指し、全庁を挙げて男女共同参画を推進してきました。とりわけ、県庁においては率先して女性の登用を進めており、令和8年度の部長職に占める女性の割合は42.9%と全国トップレベル、女性職員の管理監督職は過去最高の22.9%となりました。 

群馬県は、本年3月に策定した「第6次群馬県男女共同参画基本計画」に基づき、女性の参画拡大に加え、意識啓発や人材育成、仕事と家庭の両立支援などを総合的に推進していきます。 令和8年度は大学と連携し、ライフイベントごとに生じるジェンダー課題を解決する力を育む連続講義「Life Design & Gender Lab」を実施するとともに、高校生を対象に、基本的な家事やいわゆる「名もなき家事」に関する副読本を作成・配布するなど、男女共同参画を担う人材の育成と固定的な性別役割分担意識の解消に取り組みます。 

今後も、こうした取組を着実に積み重ねることにより、一人ひとりの個性と能力を十分に発揮できる社会を目指し、「若者や女性をはじめ誰にでも選ばれる群馬県」の実現に向け、力強く歩みを進めてまいります。


令和8年度部長辞令交付式
令和8年度部長辞令交付式


「リーダーの会」へ、是非ご参加(ご紹介)ください!
参加条件など詳しくはこちら。
https://www.gender.go.jp/policy/sokushin/male_leaders/index.html

女性リーダーの参加もお待ちしております!