「共同参画」2026年5月号

連載2

カエル!ジャパン

 内閣府男女共同参画局では、「ワーク・ライフ・バランス」に関するお役立ち情報の発信をしています。

 今号では、先日行われました主催セミナーの様子をお伝えします。

【セミナー】令和7年度ダイバーシティ・マネジメントセミナー

【テ ー マ】女性に選ばれ、女性が活躍できる地域づくり

~多様性を力に変える、持続可能な地域と職場づくり~

【日  時】令和8年2⽉19⽇(木)10時00分〜11時30分  【形  態】オンライン

【登 壇 者】

・基調講演「地域のお客さまとともに歩む「りそな」の女性活躍推進」

株式会社りそなホールディングス 取締役兼代表執行役社長兼グループCEO 南 昌宏⽒

・事例紹介「人と地域の可能性を引き出すダイバーシティ経営 ~パソナグループの事例から~」

株式会社パソナグループ 女性活躍推進担当執行役員

兼 株式会社パソナフォスター 代表取締役社長 長畑 久美子⽒


●基調講演「地域のお客さまとともに歩む「りそな」の女性活躍推進」(南氏)

南氏

りそなホールディングスでは、2003年のりそなショックを契機に、働きがいを持てる働き方の構造改革やダイバーシティの推進を経営課題として覚悟を持って取り組んできた。制度面では、りそなWomen’s Councilの設置(05年)、同一労働同一賃金の導入(08年)、ダイバーシティ推進室の設置(11年)を進め、21年には女性ライン管理職比率が30%に到達した。人数拡大のみならず、経験機会の拡大も重視し、法人渉外や融資、支店長登用など、金融の主要領域に女性の活躍の場を広げた。現在、女性支店長は100人を超え、地域経済の活性化に多様な視点とロールモデルをもたらしている。

人事制度では、21年に業務領域の異なる20の専門コースから成る複線型人事制度を導入し、個々の強みを生かしたキャリアパスを用意した。働き方では、男性の育児参画を後押しする制度整備や管理職教育を進め、家庭・地域・職場が連動して女性の就業継続を支える体制を強化している。心理的安全性、公平性、包摂性といった組織文化の醸成も重視し、地域の現場で女性が力を発揮し続ける基盤づくりを進めている。


●事例紹介「人と地域の可能性を引き出すダイバーシティ経営 ~パソナグループの事例から~」(長畑氏)

長畑氏

パソナグループは、「社会の問題点を解決する」という創業理念のもと、人材サービスやBPO(Business Process Outsourcing)事業をはじめ、03年の農業インターンプロジェクトを起点に、全国230に上る地方創生事業を推進している。とりわけ本社機能の一部を移転した兵庫県・淡路島では、農業・食・芸術などウェルビーイング領域へ事業を展開している。淡路市では20年に転入者が転出者を上回る「社会増」を記録した。

人事制度では、21年に業務領域の異なる20の専門コースから成る複線型人事制度を導入し、個々の強みを生かしたキャリアパスを用意した。働き方では、男性の育児参画を後押しする制度整備や管理職教育を進め、家庭・地域・職場が連動して女性の就業継続を支える体制を強化している。心理的安全性、公平性、包摂性といった組織文化の醸成も重視し、地域の現場で女性が力を発揮し続ける基盤づくりを進めている。

(経団連タイムス2026年3月26日号 No. 3723を基に改編)


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https://wwwa.cao.go.jp/wlb/event/meeting.html