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トピックス3
「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」参加者の取組
「男性リーダーの会」には、女性活躍の推進にコミットする企業経営者等や知事・市町村長約310名が参加しています。そのうち、2名の男性リーダーの取組を紹介します。（氏名五十音順）
内閣府男女共同参画局総務課
女性活躍の推進は男性の意識改革から
神谷 俊一
千葉市長
千葉市は野球、サッカー、バスケットボールなど、多くのプロスポーツチームのホームタウンであり、プロサッカーチームの「ジェフユナイテッド千葉レディース」は、多くの男性のサポートも得て、リーグ優勝や2度の皇后杯準優勝を誇り、本市の女性活躍の象徴となっています。
女性活躍の推進は、誰もが個性を認め合い、豊かで活力ある社会の発展に不可欠であり、男性も積極的に関わり社会全体で取り組むべき課題です。しかし、本市の市民意識調査では「男性は仕事、女性は家事・育児」という考え方に、男性の「賛成」が半数を占めるなど、性別による固定的役割分担意識が根強く残っています。
このような状況を打破するため、令和5年3月に「第5次千葉市男女共同参画ハーモニープラン」を策定し、発信力のある有識者による講演会の開催や、企業への女性活躍推進アドバイザー派遣など、市民や事業者の皆様に対し、既存の制度や慣行について議論を深めるよう働きかけています。
さらに、本プランでは、男性保育士の活躍推進や男性職員の育児休業取得の奨励、男性の子育て支援などを盛り込み、「男性中心型労働慣行」からの脱却や男性の意識改革に注力していきます。
今後も女性活躍に男性が積極的に関わり、誰もが活躍できるまちを目指して参ります。
千葉市をホームタウンとして活動するジェフユナイテッド千葉レディース表敬訪問
一人ひとりが輝ける企業カルチャーの醸成
安渕 聖司
アクサ生命保険株式会社
代表取締役社長兼CEO
アクサ生命は、企業の持続的成長のためには、多様性に富んだ従業員の意欲を高め、一人ひとりの持てる力を最大限に発揮できる職場環境づくりが重要であるという考えから、インクルージョン＆ダイバーシティの推進に継続的に取り組んでいます。
重点事項のひとつとして、従来より女性活躍推進に力を入れ、象徴的な取り組みとして、2015年から毎年、全社規模の「インクルージョン・カンファレンス」を開催しています。本会議では、全管理職を対象に、ジェンダー平等に関する知見や意識の向上を目的とした、外部有識者によるセッションなどを行っています。会議後、各管理職は具体的なアクションプランを「行動宣言」として提出し、会社がフォローアップを行っています。
私は、インクルーシブな企業カルチャーの醸成には、上下関係を意識しない、フラットで、自由に意見が言えるオープンな組織づくりが重要であることを従業員に常に伝えています。女性従業員が、自分らしく活躍し、各職場でそれぞれの視点から積極的に発信することで、多様なお客さまの多様なニーズや期待に、より良くお応えできる会社をつくっていけると考えています。
今後も女性活躍推進のための施策に継続的に取り組み、アクサ生命におけるジェンダー平等の実現を目指すとともに、ステークホルダーの皆さまと共に、多様な担い手が尊重され、活躍できるサステイナブルな社会づくりに取り組んでまいります。
2022年9月にオンライン開催したインクルージョン・カンファレンス
「男性リーダーの会」について、詳しくはこちら
https://www.gender.go.jp/policy/sokushin/male_leaders/index.html
