共同参画情報部 News
News 1 < 国立女性教育会館(NWEC) > アセアン諸国における人身取引対策協力促進
10月24日(月)~11月4日(金)に、フィリピン、カンボジア、タイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマーから来日した人身取引対策に携わる行政関係者13名を対象に、国際協力機構(JICA)からの委託事業として標記研修を実施しました。本研修は、知識共創プログラムに位置づけられており、日本と参加国とがお互いの国の取組について理解を深めていく相互の学びを大切にしています。
研修生は、日本政府の人身取引対策の取組について学ぶとともに、東京入国管理局や東京都女性相談所等の見学、女性に対する暴力や児童の支援に携わる民間団体のスタディーツアー、よりそいホットラインの見学等に参加し、ワークショップを通じて参加国相互の実態や課題について理解を深めました。NWECでは、男女共同参画の取組として、経済的エンパワーメントの重要性や男性リーダーの参画の重要性などについて活発な意見交換が行われ、他に茶室での日本文化体験を楽しみました。11月2日(水)には成果発表と意見交換会を開催し、関係諸機関や民間団体、国際機関の参加も得て、ネットワークを深めました。