暴力は、どんな親しい間柄でも、どんな理由があっても、許されるものではありません。

　配偶者や交際相手から暴力の被害を受けている方は、一人で抱え込まず、相談をしていただきたいと思います。また、家族や友達など、身近な人が暴力の被害にあっていることに気づいたら、ぜひ、話を聞いて、相談に乗ってあげてください。そして、専門の相談窓口につないでください。

　各支援センターでは、心のケアのためのカウンセリングや、ケースに応じた適切な相談機関の紹介、緊急の場合には一時的に保護するといった、必要な支援を行うことができます。

　もし、どこに相談していいか分からなかったら、内閣府で行っている、「DV相談ナビ」（0570－0－55210）に電話してください。（0570－0－ここに電話）、と覚えてください。自動音声で近くの相談窓口を紹介できます。また、内閣府のホームページでも、相談窓口などの支援情報を紹介しています。

　このメッセージをご覧になっている皆さん、ぜひ、これを機会に、暴力の問題について考えていただければと思います。私も、暴力の被害に苦しむ人が1人でも減るように、全力を尽くします。

内閣府特命担当大臣（男女共同参画）
森　まさこ

「DV相談ナビカード」