女性に対する暴力根絶運動のシンボルであるパープルリボンにちなんで、「女性に対する暴力をなくす運動」の最終日で「女性に対する暴力撤廃国際日」である11月25日(水)、東京タワーの新ライトアップ「ダイヤモンドヴェール」を、紫色をイメージしたカラーにライトアップしました。これは、女性に対する暴力の根絶を呼びかけるとともに、被害者に対して「あなたは一人ではないよ!」と励ますメッセージでもあります。
ライトアップに先立ち、下記のとおり点灯式を行いました。点灯式の様子は、福島大臣のフォトレポートをご覧ください。
【内容】
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平成21年11月25日(水) 16時30分 点灯式スタート
※ダイヤモンドヴェールの点灯は16時40分頃を予定(点灯終了は24時) - ○場所:
- 東京タワー大展望台1階 Club333特設ステージ
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日本電波塔株式会社
株式会社石井幹子デザイン事務所 - ○主催:
- NPO法人全国女性シェルターネット
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福島みずほ 内閣府特命担当大臣(男女共同参画)
近藤恵子(NPO法人全国女性シェルターネット共同代表) 他
《参考》パープルリボンについて
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- 世界を子どもや暴力の被害者にとってより安全なものとすることを目的として、1994年、アメリカ・ニューハンプシャー州のベルリンという小さな町で、近親姦やレイプのサバイバーによって生まれたもの。
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- 紫色のリボンであれば具体的にどのようなものであってもよく、それを身につけることでパープルリボン運動の趣旨への賛同を表明することができ、個人間の暴力や虐待に関心を呼び起こすとともに、暴力の下に身を置いている人々に勇気を与えようとの願いから、40か国以上に広がっている、国際的なネットワークに発展した草の根運動。
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- 世界各地の女性への暴力根絶に向けた活動団体が、布リボンやバッチなどにより「パープルリボン」を広めることで、女性に対する暴力を許さない社会を目指す活動をさらに拡げているところ。