配偶者からの暴力防止にかかわる関連法令・制度の概要
警察官職務執行法
「警察官職務執行法」とは
警察官が個人の生命、身体及び財産の保護、犯罪の予防、公安の維持並びに他の法令の執行等の職権職務を忠実に遂行するために、必要な手段を定めることを目的とする法律です。
配偶者からの暴力との関係
質問
警察官は、周囲の事情から判断して、何らかの犯罪を犯したり犯そうとしていると疑われる者などを停止させて質問することができます(第2条)。
保護
警察官は、周囲の状況から判断して、精神錯乱や泥酔のため自己又は他人に危害を加えるおそれがある者等を発見した場合は、警察署、病院、救護施設等の適当な場所において、これを保護することとなっています(第3条)。
犯罪の予防及び制止
警察官は、犯罪がまさに行われようとするのを認めたときは、その予防のため関係者に必要な警告を発し、もしその行為により人の生命、身体、財産に害が及ぶおそれがあり、急を要する場合は、その行為を制止することができます。(第5条)