- 日時: 平成20年7月1日(火) 15:00~17:00
- 場所: 永田町合同庁舎第1共用会議室
(出席委員)
- 佐藤
- 会長
- 植本
- 委員
- 岡島
- 委員
- 勝間
- 委員
- 北浦
- 委員
- 杉山
- 委員
- 高橋
- 委員
- 永木
- 委員
- 羽入
- 委員
- 牧野
- 委員
(議事次第)
- 開会
- 「多様な人々の能力発揮を実現する「仕事と生活の調和」推進の在り方」(仮題)についての今後の進め方
- 意見交換
- 山口一男シカゴ大学教授よりご講義:「男女の賃金格差解消への道筋:統計的差別の経済的不合理の理論的・実証的根拠」
- 質疑応答
- その他
- 閉会
(主な発言は以下の通り)
○多様な人々の能力発揮を実現する「仕事と生活の調和」推進の在り方(課題)について
- ワーク・ライフ・バランスが進む中で、同時に女性の活躍の拡大ということを考えたときに、どのような取組が必要なのかというのが、新テーマになるのではないか。また、女性も男性も仕事と生活の調和をとりながら、もう少し地域での活躍を進めるときに何が大事かということも検討することになるのではないか。
- 多様な人々の能力発揮につながる仕事と生活の調和とはどういうものかといった場合に、工夫して計測可能なものにしないと議論が錯綜するのではないか。
- 個人の能力発揮の因果関係について、職場の環境、個人の希望、経験、働きがいなどの定性的な条件整理を行うこともあるのではないか。
- 個人の能力発揮に関する仮説を全部書き出して、人材育成、評価といったところに絞って議論した方が、問題点はよりクリアになると考える。
- 地域を支えるNPOなどにおける女性の能力発揮のための条件とはどういうものかについて、あるいは、地域に関わってこなかった人、特に男性などをどのように地域活動に組み入れるのかということを検討することも考えられる。
- 地域については、NPOの中での働き方というより、どうしたらNPOなどに参加できるかという発想だと思う。
- 農林、自営業や非営利の分やにおける仕事と生活の調和の留意点等にも視野を広げていただきたい。
- 農林業や自営業については、自ら労働を決められるが、経済的要因などで思うような働き方ができないという問題だと思う。
- 今日の議論を踏まえて、雇用者、雇用以外の働き方、地域について、次回の専門調査会までに再度整理することとしたい。
(以上)