(開催要領)
- 日時:平成15年6月13日(月)10:00~12:00
- 場所:内閣府3階特別会議室
(出席者)
- 古橋
- 会長
- 庄司
- 委員
- 伊藤(る)
- 委員
- 鹿嶋
- 委員
- 神田
- 委員
- 桜井
- 委員
- 深尾
- 委員
- 山口
- 委員
(議事次第)
- 開会
- 平成14年度監視「情報の収集・整備・提供」の報告書取りまとめについて
- 閉会
(概要)
平成14年度監視報告とりまとめについて以下のような議論が行われた(平成14年度重点監視施策:男女共同参画にか かわる情報の収集・整備・提供に関する調査検討結果について)。審議の概要は以下のとおり。
<1> 統計情報の内容の充実について
- 山口委員
- 「非労働力化している主婦の過去及び現在の教育訓練投資の状況」とあるが、教員免許や英語の資格検定等も教育訓 練投資に含まれると考えてよいのか。また、追跡調査等もこのような教育訓練投資状況の把握に含まれるのか。
- 古橋会長
- 含まれると考えてよい。
- 鹿島委員
- 「個人の尊厳の確立を理念とする」は、「個人の尊厳の確立を基本理念の一つとする」の方が適切ではないか。
<2> 利用者のニーズに対応した提供等」について
- 庄司委員
- データ・アーカイブは、適切な日本語表現はないのか。
- 古橋会長
- 本文中にデータ・アーカイブについての説明があるため、理解してもらえるのではないか。
- 庄司委員
- 「その目的外使用が限定的に扱われているという趣旨にかんがみ」の「趣旨」とは、むしろ「現状」の方が適切ではない か。
- 伊藤(る)委員
- 「限定的に扱われている」の「いる」が現状的に聞こえるので、「扱われる」というふうにできないか。
- 事務局
- 秘密の保護等の観点から、限定的に扱われているという制度の趣旨という意味合いがある。
- 古橋会長
- では、「限定的に扱われるべきである」という表現にする。
- 鹿島委員
- P29のモデル事業に関する文章が、長すぎてよくわからないので、表現を工夫してほしい。
- 山口委員
- 役所は、割合と過去の統計を保管していないように感じる。統計をできるだけ保管すべきであるという趣旨の文章をどこ かに入れてほしい。
- 古橋会長
- 本文中にデータ・アーカイブに関する記述があるが、データ・アーカイブには保管機能があり、その機能は大きいので、 保管に関する事項はここで読めると考えている。
<3> 国際社会との関係について
- 庄司委員
- HDI等の表記について、ヒューマン・ディベロップメント・インデックス等の英語表記が必要ではないか。
- 伊藤(る)委員
- GEMのメジャーが「指数」と訳されていることについて、本来、UNDPではメジャーとインデックスとで違う概念で考えられ ていることから、英語表記は付けておいた方がよい。
- 深尾委員
- GDIの説明で「これらにおける男女間ペナルティー」と書いてあるが、男女共同参画白書では「男女間格差ペナルティー」 と書いてあるので、「格差」を入れた方がよい。
<4> 推進体制について
- 山口委員
- 地方公共団体に対する期待が書いてあるが、役所だけでなく、民間のシンクタンク等についても、統計の活用や連携に ついて一言入れてほしい。
- 桜井委員
- 大学の取組についても触れた方がよいのではないか。
- 古橋会長
-
では、「統計学会を始め、各学会、大学及び民間の調査機関」とする。
また、(1)の最後に「なお、男女共同参画に関する統計の総合的な整備の推進について一層の努力が必要である」とい う文章を入れてほしい。
本案については、ただいまのご意見等を踏まえ、私と事務局との間で整理した上で、参画会議に本調査会の案として報 告することとしたい。
(以上)