UN Womenとは
2010年7⽉の国連総会決議において、既存のジェンダー関連4機関であるジェンダー問題事務総⻑特別顧問室(OSAGI)、⼥性の地位向上部(DAW)、国連婦⼈開発基⾦(UNIFEM)、国際婦⼈調査訓練研修所(INSTRAW)を統合し、「ジェンダー平等と⼥性のエンパワーメントのための国連機関(UN Women)」として新たな機関を発足させることが決定されました。国連改⾰の課題の⼀環としてUN Womenの設⽴は実現され、より⼤きな効果をもたらすために4機関の財源及び権限が統合されました。
UN Womenは、世界、地域、国レベルでのジェンダー平等と⼥性のエンパワーメントに向けた活動をリード、⽀援、統合する役割を果たしています。
UN Womenの優先的活動領域
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- 1)⼥性のリーダーシップと参画の拡⼤
- 2)⼥性の経済的エンパワーメント及び機会の増進
- 3)女性に対する暴力の撤廃
- 4)平和・安全保障のあらゆる局面での女性の関与
- 5)ユースとジェンダー平等
- 6)国家の開発計画と予算へのジェンダー平等の反映
UN Women 日本事務所とは
UN Women 日本事務所とは、UN Womenが世界各地で展開している4つのリエゾンオフィスのうちの1つで、アジア地域で唯一のリエゾンオフィスです。リエゾンオフィスとは、UN Womenが主要な地域機関や国連加盟国と、ジェンダー平等や女性のエンパワーメントのための政策対話や政策提言、資源動員の貢献などにおいて体系的に連携ができるよう設置したものです。
- UN Women 日本事務所の役割
- 1)日本とUN Womenの連携強化
- 2)UN Womenの活動に関する広報・アウトリーチ
- 3)⽇本の取組みに関するUN Womenの情報、知⾒を活かした啓発活動