第三部 「北京行動綱領」の重大問題領域の実施

A.革新的な政策、プログラム、プロジェクト及び最良の実践

1 女性と貧困

(1) 母子家庭等に対する支援の充実

未婚の母を含め母子家庭の母にあっては、母親自らが生計の中心者であると同時に児童の養育者であることから、経済的にも精神的にも不安定な状況に置かれている場合が多いため、児童扶養手当法に基づく児童扶養手当の支給や、母子及び寡婦福祉法を中心として、関連施策との有機的な連携を保ちながら、事業開始資金等の低利又は無利子での母子福祉資金の貸付けや、法律上の問題や事業経営上の問題を抱える母子家庭に対する弁護士等の専門家による特別相談などの各種施策を推進している。

なお、寡婦についても寡婦福祉資金の貸付けや特別相談などの各種施策を推進している。

また、母子家庭の母等及び寡婦の就業を援助するため、従来から就業に関する相談機能の強化、職業訓練や技術講習に対する援助、事業主に対する賃金助成措置等の就業援助対策を講じている。

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