平成28年12月22日（木）～23日（金）、加藤勝信女性活躍担当大臣・内閣府特命担当大臣（男女共同参画）が出席し、最近の女性活躍推進に関する我が国の取組について報告を行ったほか、「働き方改革」、「女性に対する暴力」に対する取組について紹介した。また、国際社会との連携として、G7伊勢志摩サミットにおける成果や「女性の活躍推進のための開発戦略」についても紹介した。フォーラムの結果は、「バンコク宣言」として取りまとめられた。

1. 日程及び場所
   • 12月22日（木）及び23日（金）、バンコク（タイ王国）
2. テーマ

   • 「家族に優しい社会：家族と男女共同参画を通じたSDGs達成への貢献」

     本フォーラムは我が国の主導により設立した東アジア男女共同参画担当大臣会合と、東アジア家族に関する大臣フォーラムが統合されて初めての会合であり、政策・方針決定過程への女性の参画や女性に対する暴力等について議論が行われた。

3. 参加国

   • 豪州、ブルネイ、カンボジア、中国、インドネシア、日本、韓国、ラオス、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、タイ、東チモール、ベトナム

4. バンコク宣言概要
   • 家族開発政策にジェンダーの視点を取り入れること。
   • ジェンダー平等に向けて困難を乗り越える力を持つ家族を支援し、女性に対する複合的差別等に対処する政策と制度を策定及び開発すること。
   • 女性、子供等に対する複合的暴力を根絶するための方法を構築及び強化すること。
   • 人生のあらゆる段階及び場所において女性の十分かつ有意義な参加を促すために必要な措置を取ること。
   • 女性の能力強化を通じ、潜在性を開花させリーダーシップを強化すること、等
5. 資料
   • バンコク宣言（英語 [PDF形式：219KB]/仮訳 [PDF形式：206KB]）
   • 各国代表リスト [PDF形式：164KB]
   • 大臣スピーチ [PDF形式：172KB]
   • 会合風景 [PDF形式：442KB]