第2回女性問題担当大臣会合

  1. 9月28日(土)から29日(日)にかけて、APEC第2回女性問題担当大臣会合が、メキシコ・グアダラハラにおいて開催され、堀村駐メキシコ 大使が政府代表、 上杉内閣府大臣官房審議官(男女共同参画局担当)が政府代表代理として出席した。また、堀村大使がスピーチを行い、男女共同参画担当大臣である福田官房長 官からもメッセージが寄せられた。
  2. 本会合は「ニューエコノミーにおける女性の経済的利益と機会の向上」をメインテーマに、女性の起業家精神、マイクロ企業、貿易自由化 の女性に対する影響等について議論され た。議論においては、女性が直面する様々な障壁により、ニューエコノミーがもたらす影響は男性と女性の間で格差が存在するとの認識が強く持たれ、女性が利益 と機会を手にするため に、政策におけるジェンダーへの配慮が従来にも増して重要との主張がなされた。また、引き続きAPECの活動に女性の観点を反映させるため、ジェンダー分析、性別データの収集、女性の参画を柱とした計画的な取組みを強化し、その推 進のため、APECエコノミー やフォーラごとに任命される専門家等から構成される、ジェンダーフォーカルポイント・ネットワークの設置等が合意された。
  3. 本会合は、今後のAPEC、APEC各エコノミーにおける持続可能なジェンダー統合及び女性の経済的利益と機会の向上のためのメカニ ズムを勧告する大臣共同声明を採択し、成功裡に終了した。
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