本編 > 1 > II > 第7分野 生涯を通じた健康支援
○子宮頸がんや乳がんは5年相対生存率が高く、早期発見が重要である。
○我が国における女性のがん検診の受診率は徐々に上昇しているものの、令和4(2022)年の子宮頸がん検診受診率は43.6%、同じく乳がん検診受診率は47.4%と令和元(2019)年と同水準にとどまり、第5次男女共同参画基本計画における成果目標(2022年度までに50%)を達成していない。
○人工妊娠中絶件数及び人工妊娠中絶実施率(15歳以上50歳未満女子人口千対)は、緩やかな減少傾向。
○令和4(2022)年度の人工妊娠中絶件数は122,725件、人工妊娠中絶実施率(年齢計)は5.1。年齢階級別では20歳未満が9,569件・3.6、20代が56,697件・9.2、30代が44,234件・6.6であり、半数以上が10代及び20代となっている。
○25歳から44歳までの就業医師に占める女性の割合は、着実に上昇しているが、第5次男女共同参画基本計画における成果目標(20年代の可能な限り早期に33.6%)を達成していない。