本編 > 1 > II > 第6分野 男女共同参画の視点に立った貧困等生活上の困難に対する支援と多様性を尊重する環境の整備
○国際的に見ると、高齢者(66歳以上)の貧困率は、女性の方が男性よりも高い水準にある。
○日本の高齢者の貧困率は、女性が22.8%で男性が16.4%となっており、いずれもOECD平均を上回るが、国際的な傾向と同様に女性の方が高い水準にある。
○ひとり親世帯の就業率は8割超と高いが、母子世帯ではそのうち46.5%が非正規であり、平均年間就労収入が236万円と低い。
○離婚相手からの養育費受領率は、母子世帯で28.1%、父子世帯で8.7%にとどまっている。
6-3表 ひとり親世帯の貧困率の国際比較(子供がいる世帯(大人が1人))
○ひとり親世帯の貧困率を国際比較すると、数値のあるOECD加盟36か国中最下位。