第2節 研究分野における男女共同参画

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第2節 研究分野における男女共同参画

(女性研究者の割合)

我が国における研究者に占める女性の割合は,緩やかな上昇傾向にあるが,平成28年3月31日現在で15.3%にとどまっており,諸外国と比べて低い(I-5-6,7図)。

I-5-6図 女性研究者数及び研究者に占める女性の割合の推移別ウインドウで開きます
I-5-6図 女性研究者数及び研究者に占める女性の割合の推移

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I-5-7図 研究者に占める女性の割合の国際比較別ウインドウで開きます
I-5-7図 研究者に占める女性の割合の国際比較

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研究者に占める女性の割合を所属機関別に諸外国と比較すると,我が国は企業・非営利団体,公的機関及び大学等のいずれにおいても,女性の割合が低く,特に企業・非営利団体で低い(8.7%)ことが分かる(I-5-8図)。

I-5-8図 所属機関別研究者に占める女性の割合(国際比較)別ウインドウで開きます
I-5-8図 所属機関別研究者に占める女性の割合(国際比較)

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(女性研究者の専門分野)

専門分野別に大学等の研究本務者に占める女性の割合を見ると,平成28年は,薬学・看護等の分野では女性が半数以上を占める一方,工学分野は10.2%,理学分野は14.2%にとどまっている(I-5-9図)。

I-5-9図 専門分野別に見た大学等の研究本務者の男女別割合(平成28年)別ウインドウで開きます
I-5-9図 専門分野別に見た大学等の研究本務者の男女別割合(平成28年)

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また,平成26年の研究者の採用に占める女性の割合を見ると,自然科学系全体で28.1%にとどまっている。専門分野別に見ると,保健系は34.2%と比較的高いが,工学,理学系においては10%台となっている(I-5-10図)。

I-5-10図 自然科学系研究者の採用における男女別割合(平成26年)別ウインドウで開きます
I-5-10図 自然科学系研究者の採用における男女別割合(平成26年)

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