男女共同参画白書(概要版) 平成28年版

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第12章 男女共同参画の視点に立った防災・復興体制の確立

  • 内閣府では,「男女共同参画の視点からの防災・復興の取組指針」(以下「指針」という。)について周知を図るとともに,地域防災における男女共同参画の推進に係るモデル事業の成果を広く発信していく。また,防災における女性のリーダーシップの推進のため,防災関係者に対し,男女共同参画の視点からの防災・復興に係る研修を実施する。なお,平成28年(2016年)熊本地震に関し,熊本県及び熊本市に対し,指針等を活用し,避難所運営等において男女共同参画の視点に配慮した措置が講じられるよう通知を発出した。これを踏まえ,被災地において適切な災害対策が講じられるよう働きかける。
  • 復興庁では,男女共同参画の観点から,まちづくりなど,被災地の復興の場面における具体的な取組を進めるに当たって,参考となる事例の収集・提供を引き続き行うほか,被災地の地方公共団体等のニーズに沿った支援等を行う。