第3節 対外発信機能の強化

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第3節 対外発信機能の強化

国際社会における我が国の存在感及び評価を高めるために,様々な機会を利用して我が国の男女共同参画に関する取組を国際社会に効果的に発信する。

具体的には,国際分野における政策・方針決定過程への女性の参画を促進するとともに,日本の特徴をいかしたテーマ(防災や環境分野における男女共同参画の視点等)の対外発信に努める。また,男女共同参画の視点に立った国際交流・協力の推進のため,NGO等との効果的な交流・連携・協力を強化する。

2015(平成27)年9月にはフィリピンにおいてアジア太平洋経済協力(以下「APEC」という。)女性と経済フォーラムが,同年秋には国連総会第三委員会,フィリピンにおいて第7回女性に関するASEAN+3委員会,2016(平成28)年3月頃には国連婦人の地位委員会(CSW)が開催されるところ,これらの国際会議に,更に積極的に貢献していく。また,国連,UN Women,APEC等国際機関等や諸外国の国内本部機構等との連携・協力に努める。

また,2014(平成26)年に引き続き,世界のトップリーダーの参加を得て「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム」(WAW!:World Assembly for Women)を東京で開催する。