第7節 女性の活躍による経済社会の活性化

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第7節 女性の活躍による経済社会の活性化

女性の活躍を促進するためには企業等における女性の活躍促進に関する現状等を外部に公表する「見える化」(可視化)の取組が必要であることから,内閣府では,こうした取組を推進するため,個別企業等における女性の活躍状況に係る関連情報を内閣府のホームページに掲載するなどにより,関係団体,企業等に働きかける。

また,平成24年12月に取りまとめられた女性の活躍状況の資本市場における「見える化」に関する検討会報告を踏まえ,金融商品取引所が企業に作成を求める「コーポレート・ガバナンスに関する報告書」等での企業の役員への女性登用の情報開示を促すとともに,開示している企業数,開示内容等を把握・整理し,定期的に公表する。

さらに,平成25年2月から開催されている若者・女性活躍推進フォーラムにおける議論を踏まえつつ,女性の活躍を一層推進するための対応策の検討を進め,成長戦略に反映させる。

経済産業省では,平成24年度に引き続き,女性等の多様な人材をいかす経営に取り組む企業を表彰する「ダイバーシティ経営企業100選」事業を実施し,ダイバーシティ企業の取組を発信し,積極的に取り組む企業の裾野の拡大を通じて,女性活躍推進の加速化を図る。また,女性の活躍に優れた企業を選定する「なでしこ銘柄」の取組についても,引き続き,東京証券取引所と共同で行っていく。

独立行政法人国立女性教育会館では,企業の管理職等を対象に,企業における女性活躍の取組事例等を紹介する「企業を成長に導く女性活躍促進セミナー」を実施する。