男女共同参画白書(概要版) 平成25年版

本編 > 第2部 > 第12章 男女共同参画を推進し多様な選択を可能にする教育・学習の充実

第12章 男女共同参画を推進し多様な選択を可能にする教育・学習の充実

  • 文部科学省では,初任者研修や10年経験者研修等各都道府県等が実施する研修において,人権教育や男女共同参画に係る内容が取り扱われることを通じて,学校教育関係者に対して意識啓発を図っている。
  • 文部科学省では,平成25年2月に男性の働き方の見直しや子育てへの参画等,生き方や働き方の多様な選択が可能となるよう男子学生を対象としたワークショップを実施した。
  • 文部科学省では,男女共同参画の視点を持ち地域づくりに参画できる女性人材の育成を支援するための学習プログラムを収集,発信した。
  • 平成25年3月卒の高校新卒者の就職状況については,女子の就職内定率が男子に比べて低いなど,全体的に厳しい状況であることを踏まえ,進路指導主事等と連携して,組織的・継続的に就職を希望する生徒に対する就職相談・支援を行い,「高等学校就職支援教員」を配置するなど,きめ細やかな就職指導を展開している。
  • 厚生労働省では,学生に対して,就職先を選択する際には,「ポジティブ・アクション応援サイト」等を参考にしながら,企業の女性の活躍状況やポジティブ・アクションの取組も考慮するよう,文部科学省と連携して大学や高等専門学校を通じて啓発を図っている。