平成23年版男女共同参画白書

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第3節 ポジティブ・アクションの推進

厚生労働省では,男女労働者の間に事実上生じている格差に対する認識を促すため,使用者団体・業種別団体,労働組合と連携の下,格差の「見える化」を推進するとともに,経営者団体と行政との連携による女性の活躍推進協議会の開催,「均等・両立推進企業表彰」の実施,「ポジティブ・アクション情報ポータルサイト」における総合的な情報提供等により,格差解消のためのポジティブ・アクションを推進する。

内閣府では,男女共同参画会議専門調査会に設置したワーキング・グループの中で,政治,行政,民間企業,研究機関,地域の団体等においてポジティブ・アクションを推進するための方策の検討を行う。また,男女共同参画推進連携会議の活動の一つであるポジティブ・アクション小委員会において,「2020年30%」に向けた推進施策の周知,各団体の取組奨励や実績報告等を行う。