平成21年版男女共同参画白書

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第13章 新たな取組を必要とする分野における男女共同参画の推進

  • 文部科学省では,優れた研究者が出産・育児により研究を中断した後に,円滑に研究現場に復帰できるよう,独立行政法人日本学術振興会の特別研究員事業における支援を拡充するとともに,研究と出産・育児等との両立に関する優れた取組を行う機関を支援する科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」を拡充する。さらに,特に女性研究者の採用割合等が低い分野である,理学系,工学系,農学系の研究を行う優れた女性研究者の養成を加速する科学技術振興調整費「女性研究者養成システム改革加速」を新たに開始する。
  • 内閣府では,地域おこしを始めとする地域における様々な課題について,男女共同参画の視点を取り入れつつ,多様な主体が連携・協働しながら,課題解決のための実践的な活動が行われるよう支援するため,平成21年度から新たに,先進事例の調査研究・情報提供や人材育成プログラムの開発・提供,各地の課題に応じたアドバイザー派遣等を行う。