平成19年版男女共同参画白書

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第13章 新たな取組を必要とする分野における男女共同参画の推進

  • 平成18年3月に閣議決定された「第3期科学技術基本計画」を受けて,総合科学技術会議の方針の下,文部科学省では,18年度から,科学技術振興調整費の新たなプログラムとして「女性研究者支援モデル育成」を設け,女性研究者が研究と出産・育児等を両立し,研究活動を継続するための大学等の取組を支援している。

独立行政法人日本学術振興会の特別研究員事業においては,優れた研究者が出産・育児により研究を中断した後に,円滑に研究現場に復帰できるよう支援する枠を創設した。また,女子中高生に対し,女性研究者との交流機会の提供や実験教室,出前授業等を行う「女子中高生の理系進路選択支援事業」を実施している。