平成18年版男女共同参画白書

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第4節 多様な就業ニーズを踏まえた雇用環境の整備

パートタイム労働者に対する通常の労働者との均衡等を考慮した適正な労働条件の確保及び雇用管理の改善,テレワークの健全な発展のための施策等を推進する。

厚生労働省では,改正パートタイム労働指針に具体化された正社員とパートタイム労働者との均衡を考慮した処遇の考え方の社会的な浸透・定着を着実に進めていくため,均衡確保に向けた先駆的,モデル的な取組を行う事業所を支援するとともに,取組事業所における先駆的な取組が,業種・地域に波及するよう促す。また,従来の短時間労働者雇用管理改善等助成金の内容を抜本的に見直し,均衡処遇に取り組む事業主への支援を強化する。

総務省では,産学官からなる「テレワーク推進フォーラム」と連携を図りつつ,テレワークの円滑化・効率化のための情報通信システムの在り方に関する調査研究等のテレワーク推進施策を実施する。

国土交通省では,「テレワーク推進フォーラム」でテレワークの普及活動をする。また,職員によるテレワークの試行も拡大して実施する。